世の中には様々な**デイがあります。ワインの世界も例外ではありません。
本日、4月17日は国際マルベックの日。Malbec/マルベックとは元々フランス
が原産のブドウですが、今ではフランスよりも遥々海を渡ってたどり着いた地、
アンデス山脈の東、アルゼンチンで最も重用されています。
オーストラリアならShiraz/シラーズ、アメリカならZinfandel/ジンファンデル
がその国のワインらしさを最も反映できるブドウとして認知されています。同様
にマルベックは最もアルゼンチンらしいワインを造るブドウとして重用され、
大切に栽培され続けています。
マルベックは果皮が黒みの強い紫色をした黒ブドウ。果皮のアントシアン(色素)
を少しだけ果汁に移し醸造すればロゼワインに、十分に抽出しつつ醸造すれば
赤ワインが出来ます。そして果皮を果汁に付け込まずに醸造すれば白ワインも
出来るのです。
だた、実際に市場に流通しているのは赤ワインはほとんどで、ロゼワインが少々、
白ワインは皆無に等しいでしょう。当店でもマルベックの白ワインを販売した事は
なく、ロゼワインでさえ、本日入荷する商品が初めての取扱い商品になります。
マルベックから出来る赤ワインの特徴は、インクの様な華やかなパフュームさが
あり、スミレのフローラルさ、ブルーベリーのフルーティーさがあり、酒質は比較的
濃厚で、渋味(タンニン)もシッカリ備わっていますが、その口当たりはしなやかで
柔和、ふっくらとした触感があります。
華やかさ故、相性の良い料理は限定的ですが、味醂と醤油で作る照り焼きソース
また、甘酢あんで食す料理には非常に良く合います。日本の食卓で大活躍できる
赤ワインと言えるでしょう。
マルベック未体験のあなた!!国際マルベックの日に照り焼きソースハンバーグ、
鶏の唐揚げ甘酢あん等を食しながらマルベックのワインを味わってみませんか。