2013年12月22日日曜日

直立不動でお出迎え

お客様を出迎える当店のワイン達を2通りの状態で陳列しています。
非発泡性ワインで天然コルクのものはラベルを上向きに横に寝かせ、
プラスチック・コルク、スクリュー・キャップなど天然コルクでないもの
はラベルを正面に向けて立ててあります。
発泡性ワイン(スパークリング・ワイン)は栓の種類に関係なく、全て
立てたまま陳列しています。スパークリング・ワインは比較的酸味が
強いワインが多い為、その豊かな酸味が与える栓への影響を回避
する必要があるからです。


スパークリング・ワインのコルクは上の画像の一番右の様な円柱形を
していて、圧力を加え、圧縮しながら瓶へ挿入します。保存中に酸味の
影響を受けていない時は、抜いた後、ワインに接する面は元の形へと
回復します。それが真ん中のコルクです。酸味の影響を受けて、弾力
がなくなると、元の形に戻らないばかりでなく、ワインに接していた部分
は縮まってしまいます。それが一番左のコルクです。この様になると、
炭酸ガスの圧が下がり、ワインに熟成感が出ます。その状態が悪い訳
ではありませんが、生産者が商品として出荷すべき状態であると判断
した所から逸脱してしまっていますから、個人的な考えですが、それは
避けなければならないのではないでしょうか?
コルクが縮まってしまう状態を回避するには、コルクがワインと接しない
事。それしかありません。だから、スパークリング・ワインは立てて保管
するのです。そうする事でワイナリーから出荷された時のコンディション
を保ち、酸味の生き生きとした香味を楽しめます。


スパークリング・ワインは様々な国、様々な産地で異なるいくつかの製法
により造られています。そして、それらの組み合わせで大まかな酒質の
違いが生まれます。
例えば、イタリアの場合、白桃や洋梨、白い花を思わせる清楚な香りが
あり、口当たりは比較的軽快です。特にGlera/グレラ(以前はProsecco
/プロセッコの名称で知られた品種)から造られるスパークリング・ワイン
(イタリアではSpumante/スプマンテ)にはその傾向が当てはまります。
*Giustino B 2011 Valdobbiadene Extra Dry
  ジュスティーノ・ビー2011ヴァルドッビアデーネ、エクストラ・ドライ
飲み頃温度:8~10度。<軽く、まろやかな、やや辛口>
3,150円
*Vigneto Giardino 2012 Rive di Colbertaldo Dry
  ヴィニェート・ジャルディノ2012リーヴ・ディ・コルベルタルド、ドライ
飲み頃温度:7度。<軽く、爽やかな辛口>
3,150円
*Col Credas 2012 Rive di Farra di Soligo Brut
  コル・クレダス2012リーヴ・ディ・ファッラ・ディ・ソリゴ、ブリュット
飲み頃温度:7度。<軽く、爽やかな辛口>
3,150円


ニュー・ジーランドの場合、この地は冷涼気候帯にあるのですが、日射量
が豊富でブドウの熟度が上がります。長くゆるやかな成熟で育ったブドウ
から造られるワインには酸味の透き通る様な広がりと豊かな果実味ある
優美さが備わります。
*Mimi
  ミミ
飲み頃温度:8~10度。<軽く、まろやかな、やや辛口>
2,625円
*Mimi Pink
  ミミ・ピンク
飲み頃温度:8~10度。<軽く、まろやかな、やや辛口>
2,730円


オーストラリアのスパークリング・ワインもニュー・ジーランドと同じ傾向
の酒質をしています。そして特筆すべきは、世界で初めてスクリュー・
キャップをスパークリング・ワインに採用した事。これは簡単な様で実
は非常に難しかったそうです。
スパークリング・ワインに含有されている炭酸ガスの圧力は、非常に
高く、その力に耐えられるだけの耐久性が瓶にも栓にも必要です。
スクリュー・キャップに強度を持たせると、開栓しづらくなるので、強度
をどのレベルにするかに苦心したのです。ただ、実際に開けてみると
非発泡性ワインよりも力が必要な事は事実です。
*Jean Pierre Classique
  ジャン・ピエール、クラッシク
飲み頃温度:7度。<軽く、爽やかな、やや辛口>
1,470円
*Jean Pierre Brut
  ジャン・ピエール、ブリュット
飲み頃温度:7度。<軽く、爽やかな辛口>
1,470円