2013年12月19日木曜日

新着ワイン@オブセワイナリー

2012年には新しい圧搾機を導入し、白ワインの品質に劇的な飛躍を
もたらしました。そして今年、2013年は赤ワインのボトム・レインジに
まで木樽を使った贅沢な造りとボトル・サイズを日本規格から世界の
規格の750mlに変え、2011年ヴィンテージから更なるレヴェル・アップ
を図っています。常に進化を求めるオブセワイナリー、このワイナリー
からは一瞬も目を離せません。
当店では年に4回、発売の案内が来る度に全てではありませんが、
それら新発売のワインを仕入れています。今回は年内最終の入荷、
白赤各1種類ずつが当店にやって来ました。
白ワインはChardonnay/シャルドネ赤ワインはMerlot/メルロ
とCabernet Sauvignon/カベルネ・ソーヴィニョンのブレンドから
造られています。


新たに導入した圧搾機で搾ったシャルドネの果汁から造られた白ワイン
です。新圧搾機になってから、果実味の美しいピュアさが明確になり、
しなやかで味わうほどにその深みが身体に染み込んで来る酒質に変化
しました。
この度、届いた画像のワインはボトム・レインジながら、な、何と新樽内
で発酵させていると言う贅沢さ。シャルドネの原産地、フランスでそんな
造りをしたワインなら、ここ日本で購入すれば、福沢諭吉が1枚は必要
になります。そのくらいゴージャスなワインなのです。
確かにこのワインの香味には高級感が溢れていて、木樽からワインに
移った成分がカスタード・クリームのシューの様にほのかに香り、生果
よりもコンポートの様な華やかさがグラスから湧き上がります。
口に含めば、酸味の綺麗な広がりを核とし、白い果肉の果実や生花の
香りの清らかさが口中を満たします。一点の曇りもない、漢字一字で
表すのなら、「美」、真にこれに尽きます。
ワイン・メーカー、曽我彰彦さん入魂のシャルドネを是非、味わってみて
下さい。フランスのブルゴーニュ白ワインが必要なくなります。
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Sogga Pere et Fils 2012 Chardonnay
ソッガ・ペール・エ・フィス2012シャルドネ
相性の良い料理:わずかな脂肪分を含む素材、バターやオリーヴ・オイル
           を使用した料理。
チーズなら・・・ゴーダ。
飲み頃温度:11~14度。
<コクのある、やや辛口>



そしてこちらも贅沢な造りをした赤ワインです。720mlから750mlへとたった
30ml増えただけなのに、持った時の重厚感が違います。グラスにワインを
注ぐと立ち昇る香りの高級感がフランスの銘醸地、ボルドーの赤ワインを
彷彿させます。何のヒントもなく、このワインを味わったなら、日本のワイン
とは思えないでしょう。
メルロのブレンド比率の方が高いのですが、ワインになってから約2年後
の今の段階ではカベルネ・ソーヴィニョンの存在感の方が大きく、ハーブ
やメントールを思わせる心地良い香味が広がり、香味野菜を使った料理
に合わせ楽しみたいワインです。
雨、雪混じりの寒い天候になり、温かい鍋物が恋しくなります。ローリエで
風味付けしたビーフ・シチューや下仁田ネギの香味豊かなすき焼き等を
味わいながらお楽しみ頂くには最適な赤ワインです。
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Sogga Pere et Fils 2011 Merlot&Cabernet Sauvignon
ソッガ・ペール・エ・フィス2011メルロ&カベルネ・ソーヴィニョン
相性の良い料理:脂肪分の多い、コッテリとしたコクのある料理。
チーズなら・・・ブリー。
飲み頃温度:19度。
<まろやかなミディアム~フルボディー>

※ワイナリーとの取り決めでWEB上での宣伝を控える様になっています。
  その為、価格を表記していません。問い合わせはメールや電話にて
  気軽にお寄せ下さい。