2011年6月20日月曜日

1996の競演

昨夜のワイン会でフランス産1996年の赤ワインとオーストラリア産
1996年の赤ワインの競演を堪能した。
フランス産はメルロ主体、オーストラリア産はカベルネ・ソーヴィニョン
100%ではあるが、オールド・ワールド対ニュー・ワールドなので、
飲む前の予想ではフランス産の方が若さを保っていると思っていた。
が、オーストラリア産の驚くべきまでの果実味の残存、若々しさの
残存、凝縮感。それは、15年の歳月の流れをほとんど感じられない
レヴェルだった。
とは言え、フランス産は優美さ、味わいの深み、バランス感。流石と
感じざるを得ない凄みを備えていた。やはり、フランス銘醸ワイン
には格の違いがある様だ。

右、フランス産。左、オーストラリア産。