地球上のどの地域にも特有の料理や食べ物、親しまれている
郷土料理が必ずあります。当店の所在地は群馬県。例外なく
群馬県にもあります。全県をカヴァーしている代表的なのは
「峠の釜めし」、そして「鳥めし」で異論はないでしょう。
食べた事のない県民は絶対にいないと推測しますし、多くの
県民が毎月、食べているかもしれません。
今日はそんな群馬県民がこよなく愛するソウル・フードの内、
「鳥めし」にパーフェクト・マッチのワインを紹介します。
焼いた鶏肉がタレの染み込んだご飯の上に乗っているのです
が、最も有名なのは「上州御用鳥めし本舗・登利平」ので、
県内各地で買えます。今は色々な持ち帰り弁当があり、贅沢
をしたい時には豪華な一品ありますが、子供の頃には登利平
の鳥めしを食べるのは特別でした。
登利平の鳥めしには松と竹があり、松には噛み応え十分の皮
の付いた鶏肉と皮なしのとても柔らかい鶏肉の両方が乗って
いて、竹には柔らかい肉だけが乗っています。
今日、紹介のワインの相棒はどちらでもOKなですが、完璧な
マリアージュを創造するのでしたら、竹の方をお勧めします。
登利平のタレのフレーヴァーにとても良く寄り添うワインで、
動物肉に特有の香味を連想させるワイルドな要素がほとんど
ないワインですので優しい味わいの柔らかい肉のみがある竹
の方がベターだからです。
また、登利平のタレとの相性が抜群に良いワインですから、
タレが十分に染み込んだご飯との融合も申し分なく、鶏肉を
つまみにワインを飲み、その後、ご飯を食べながら更に飲む
事もでき、竹弁当が1個あれば、後に弁当の空箱とワインの
空き瓶がテーブルの上に載っている事でしょう。
キング・セルビー2022ブラック・クイーン
飲み頃温度：15～18度。
＜シットリした落ち着きのあるミディアムボディー＞
5,***円
穏やかな酸、優しいミネラリーさ、軽めで滑らかな口当たり
のタンニン（渋味旨味成分）を優美な果実味と温かみのある
アルコール分のハーモニーが包み込んでいます。優雅です。
ワインが入っていたオーク樽に由来する香ばしいニュアンス
がそこに寄り添います。
それはまるで登利平のタレの様で、甘いニュアンスの一致、
また加熱された時の香ばしさとも一致します。この様に両者
には密にリンクする要素がちりばめられていて、仲睦まじい
ペアです。
群馬県民のソウル・フードと日本ワインが奏でる文句の付け
様のないマリアージュを堪能して下さい。
WINE HOUSE
開店時間：14時～19時
定休日：毎月7日、15日
支払方法：現金 or PayPay
入店時のルール：マスクの正しい着用、手の消毒
不自由になって3年目になりました。時間の経過は早いです。
色々な治療をしましたが、もう治らないそうです。この麻痺
の為、右目が閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の侵入
で感染症を患う可能性があります。
またこの右顔面麻痺の影響で嚥下障害を起こしていて、感染
し、体調を崩すと誤嚥性肺炎による重篤な状態となる可能性
が大です。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面にて商品に
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。
